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2006.02.04

洗脳は必ずしも害ではない

オウム事件で洗脳ということが注目されたことがある。
しかし、人間というのは洗脳されないと生きていけないものであることは間違いない。
最も強力な洗脳体系は国家によるものであるし、いわゆる強い企業内にも系統立った洗脳パターンが存在する。強いリーダーは洗脳が上手いことが大事である。

昔、竹村健一さんが「日本の常識は世界の非常識」とか言って、自分が国際人であることをアピールしていたが、別に竹村さんに言われなくても当たり前のことである。ついでに言うと、「アメリカの常識は世界の非常識」だし、「フランスの常識は世界の非常識」、「中国の常識は世界の非常識」・・・である。
さらに、竹村健一の常識は私の非常識だし、現在、TV電波を使って大勢の国民を洗脳しまくっている細木数子さんは、自分に都合の良い「常識」を心の弱い者達に押し付けることで洗脳している。もちろん、細木数子さんの常識は私の非常識だ。

この時期は、小学校入学のためのランドセルが売れまくる。私から見れば馬鹿な話であるが、別に悪いというつもりはない。おかげでランドセルメーカーは売り上げ目標が立つし、伯父さんは小学生を持つ弟に恩を売ることもできる。
ただ、ランドセルでないカバンで入学する子供をみんなで奇異な目で見たり、馬鹿にしたり笑うというのは洗脳が効き過ぎといえなくもない。とはいえ、後200年くらいはやむを得ないというべきかもしれない。

洗脳から抜け出したって、別に良いことはない。
学校では仲間外れになり、就職はできず、変わり者扱いされ、下手すると異常者や精神病者である。富豪にでもなれば、環境的には満足するかもしれないが、いわゆるささやかな幸せは得られない。
学校や企業、あるいは国の思想の押し付けにただ反発しても意味はない。グループを作って対抗しても成果はほとんどない。
はてさてどうするか(笑)。続きはまた今度でも(難しいんだ)。

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Comments

非常に面白い視点だと思います。自分も常日頃全く同感に考えていました。
ただ、国家の洗脳が全く一方的なものと考えることは間違っていると思います。というのも、人間のもつ文化あるいは観念などといったものは、結局全て幻想で、幻想とはなぜ発生するのか説明が困難なものであり、国が個人の幻想を全てコントロールするなどということは最初から不可能だからです。
「相互作用」という言葉があるように、人間はお互いに洗脳し合いながら生きている存在なのかもしれません。国家もそれらの「相互洗脳」の中の、一つのファクターだと考えればいいと思います。
もしかしたら知っているかもしれませんが、岸田秀さんは、「唯幻論」を説いていて、「ものぐさ精神分析」「官僚病の起源」などの著書をだしています。読んでみると面白いかもしれませんね。

Posted by: realplace | 2006.02.04 05:20 PM

realplaceさん、コメントありがとうございます。
唯幻論に関しては、「ものぐさ精神分析」の後書きの伊丹十三さんと同じ感想を持っています。
これまで、同種のことを勉強したり考えてきたおかげで即座に共鳴できたというものです。
ただ、唯幻論独特の用語は、やはり一般に馴染みがありませんので、唯幻論自体を語る時以外は別の言葉を使った方が良いと思います。それに、唯幻論が自分の幻想になってしまってもおかしいですしね。

Posted by: Kay | 2006.02.04 10:31 PM

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