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2006.02.11

怒らせる名人

およそ怒るということのない人を妙に怒らせる人がいる。また、怒りっぽい人をさらに破滅的なまでに怒らせる人がいる。あなたがそうではないだろうか?

一見明るく、面倒見のよい「お山の大将」的な人は、ある種の人に腫れ物に触られるように反応し怒る。ひどい場合には病気になる。そして、怒らせた方の人には悪いことをしたという自覚はない。

人が怒るとはどういう時であろうか?
それは間違いなく、「自我を支えている土台」を揺るがされた時である。そして、その土台は妄想に過ぎない。妄想だからこそ、実は頼りない。グラグラの小屋を建てた人は、その小屋の柱1本でも蹴飛ばされると大いに慌てる。それと同じ理由で、貧弱な自我の土台を揺すられると、人は慌て、怒って抵抗する。
お山の大将的な人は、自分の自我の土台にとって脅威とならない人を集めるし、そういう人でいることを回りに強制し、ある程度成功している。よって、普段は明るい良い人だ。
そういう人を怒らせる人は、間違いなく、お山の大将君の暗黙のルールや、コミュニケーションパターンを破っている。すると、お山の大将君は「こんなやり方があるはずがない。他にもこんなやり方をする者が大勢いたら、俺は見捨てられ、孤独になり、無価値になってしまう。そんなやり方は世の中に存在しない。こいつは馬鹿だ、狂人だ、エゴイストだ、悪人だ」と思うのだ。

逆に、自分が特定の誰かを妙に気に入らなかったり、怒りを感じる時も全く同じなのだ。
それがたとえ、不正や凶悪犯罪を犯す者であってもそうなのである。
たくましい自我の土台を持つ者は、子供が殺されたニュースを聞くと、苦渋の表情を浮かべたり、真剣に何かを思考することはあっても実は怒らない。怒りの行動が良い結果になることは絶対にない。
とまあ、私はそう思うのである(笑)。

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