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2006.02.20

運命に挑むロシアのフィギュア女王

今回のオリンピック女子フィギュアスケートはいろんな運命を感じます。
ソルトレイク銀メダルのイリナ・スルツカヤは26歳の今大会に執念の金メダルを目指し、更に実力アップしてきました。

ソルトレイクでは、優勝した16歳のサラ・ヒューズとの得点差の判定で一悶着あったように思います。SP(ショートプログラム)2位のスルツカヤのフリー演技は素晴らしいものでしたが、SP4位のヒューズに逆転されてしまいます。ロシア・フィギュアスケート連盟は、スルツカヤの演技はヒューズに見劣りせず、判定を不服として、正式に抗議。スルツカヤにも金メダルの授与を要求しましたが却下されます。ヒューズの得点発表に時間がかかっており、合計点ではヒューズ、スルツカヤ同点ながら、フリー1位のヒューズが規定により優勝となったという出来過ぎの採点結果を、米国スポンサーからの圧力による工作とロシアで報道されるほどでした。

スルツカヤは、2003年に自己免疫疾患という重病に懸かり、強い薬の副作用と戦いながら競技を続けています。おまけに母親は重度の腎臓病で経済的負担も大きい。
これほどまでに運命に翻弄されたスルツカヤが、年齢制限で五輪出場が叶わなかった浅田真央に特に同情を示さなかったの分かるように思います。人生とは厳しいものだと分かっているのでしょう。
是非とも金メダルを獲得し、プロ転向後の地位を築きたいスルツカヤ。プロの収入は、金メダルと銀メダルでは大差と言われます。

そこにきて、ミシェル・クワンの怪我による欠場により、サラ・ヒューズの妹、エミリーが出場決定。特にスルツカヤに動揺は無いとは思いますが、何か宿命的なものを感じます。
私は、楽しく見るというよりは、緊張して見てしまいそうです・・・。

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