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2006.01.03

今年は巨人が優勝する理由

私は、野球は全く分からない。それでもこれははっきりと感じる。
今年は原ジャイアンツが優勝しそうだ。あの原辰則という男はリーダーシップのコツを心得ている。もっと的確に言えば、洗脳のコツを心得ているのだ。
洗脳といえば聞こえは悪いが、あらゆる場所で優秀なリーダーの持つ必須能力である。

そして、洗脳とは、心地よい偏見を植え付けるというだけのことなのだ。

世界的ベストセラー「ピーターの法則」の著者ローレンス・ピーターは、「教育とはもろもろの偏見にいっそうの磨きをかけるための機関である」(※)という名言を残した。彼自身、教育学教授であり、現場体験に裏付けされた本音であろう。
偏見のない人間はいない。もっと正しく言うなら、人間は偏見が無いと生きていけない。そして、教育で磨かれた偏見は結構な力を学生に与えるのだ。ピーターも、この言葉を悪い意味で使ったかどうかは不明だ。
※「すごい言葉」(晴山陽一著 文藝春秋)109Pより引用

チームの勝利には、構成員が一体である、即ち、一枚岩であることが必要だ。なんのことはない。全員が同じ偏見を持てば良いのである。それには、アホでも分かるスローガンが必要だ。「ジャイアンツ愛」なんてまさにピッタリだ。そして、一方向の流れを乱すヤツは徹底的に押さえるか、隔離する。今年も仁志は冷遇される。彼は反骨精神が強すぎる。野球選手には向いていない。情の男である清原はまだコントロールできた。清原にヘソを曲げさせた堀内は馬鹿であった。
読売ジャイアンツは巨大な偏見の集団である。しかし、最近の巨人の偏見は心地よくない。だから弱い。原がそれを変える。どっしりとしたリーダーは、本来、巨人が好きなものなのである。

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