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2005.09.23

ゴッホ

黒澤明監督の「夢」の第5話はゴッホのお話だ。ゴッホを演じるのは、なんとマーチン・スコセッシ!
私はスコセッシといえば、マイケル・ジャクソンのショート・フィルム(短編映画)「BAD」を思い出す。
ゴッホ役は芸術家でないといけないということで、スコセッシに依頼したようだ。
そして、スコセッシのゴッホ役は見事だった。
「絵になる風景を選ぼうとするな。どんな風景も美しい」
そして、機関車のように絵を描くゴッホ。これぞまさしくゴッホである。
ゴッホのこの言葉はどこから取ってきたのだろう。ゴッホは膨大な手紙を書いており、それが書籍になっているが、そこからだろうか?
私は、この言葉から、コリjン・ウィルソンの至高体験を思い出さざるをえない。至高体験では、この世は意味に満ちていることが実感され、その脅威に圧倒される。至高体験の心理学的研究で有名なマスローによると、至高体験は偶然に、そして極めて稀に訪れるというが、ウィルソンは意図的に起すことも可能であり、そして、それはありふれた体験とする。
しかし、ほとんどの者は至高体験を忘れる。
ゴッホは絵を描くとき、いつも至高体験の状態にあったのかもしれない。それは普通の人から見れば狂気かもしれない。

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